事務所ブログ

2013年9月20日 金曜日

秘書の視点(3)

こんにちは。
涼しくて過ごしやすくなりましたね。
酷暑だった今夏を乗り越えほっとしているのは私だけでしょうか。

 
 突然ですが、皆様「弁護士」にどんなイメージを持たれていますか?
法廷で格好よく議論している姿でしょうか?それともソファー付の大きな個室で革張りの椅子に座っている姿でしょうか?
テレビドラマの中ではよくこう言ったシーンが出てきますが、実際一緒に働く 秘書の私からみる弁護士の先生方のお仕事は、決して華やかなイメージではなく、誰かのために何かを追求したら実に「きりがない」仕事というイメージを持っています。

 今夏、狩野弁護士は破産管財人(*1)に選任されるようになりました。
破産管財業務は比較的専門性が高く、また秘書にとっても出番が多いため、事務所全体で迅速かつ的確な対応ができるように、民間の破産管財講座を利用して弁護士と秘書が一緒に勉強する機会を設けました。

写真は破産管財手続きのバイブル、「破産管財の手引(増補版)」です。
昔はもっと薄くてコンパクトだったのですが、気が付いたらこんなに分厚くなっていました。
この手引は、狩野弁護士も秘書の私も1冊ずつ所持して机の上に置いています。


 事務所内では定期的に勉強会を行っている他、毎日の申送りや新聞記事等について情報共有したりと、少ない人数でも色々な状況に対応できるよう心がけています。
 法令や法律事務に精通しなければならない弁護士の方々の仕事は、やはり常に誰かのために何かを追求し、「きりがない」状態ではないでしょうか。
その弁護士を影で支える弁護士秘書も法律事務だけ極めていればよいのではなく、とくに当事務所のように開業から日が浅く、毎日初めてのことだらけの場合、その状況に合わせて想像力(創造力)を働かせて対応する能力が常に求められます。

 弁護士と弁護士秘書の仕事、少しイメージが変わりましたか?
今後も日々の出来事に合わせて、当事務所の紹介できればと思います。


*1 破産管財人は、裁判所から選任され、破産された方の資産を「管理・調査・評価・換価・処分」を行い、各債権者に債権額に応じて配当手続きを行います。
また個人の方の破産手続では免責ついての調査も行います。
破産管財人には、通常弁護士が選任されています。(弁護士 狩野)


秘書 アニキ

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投稿者 ノモス総合法律事務所

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